御 開 帳   Honma    May, 2013


 50年に一度だけ御開帳される「御本尊薬師如来坐像」を拝観するために、宝珠山立石寺(山寺)の本堂に当たる根本中堂(こんぽんちゅうどう)に行ってきました。
 連日の御開帳は5/31迄なので最終週の休日は大混雑で、暑い中を二時間並びました。立谷(たちや)川に架かる朱色の宝珠(ほうじゅ)橋の上も、参道も、人、人、人・・・。
 根本中堂前の縁柱には、堂内の薬師如来坐像の手と繋がっている五色の紐が結ばれていました。「薬師如来坐像」は大きく存在感があり、口元はきりっとしていて目力がありとても綺麗でした。


宝珠橋

人、人、人・・・

縁柱 

根本中堂

 山寺の見所の写真を撮ってきたので、境内の説明ボードを参考にしてここからご案内します。
 1015段の石段のうち山門から奥之院(おくのいん)までは約800段の石段がどこまでも続いていますが、お山の自然にそってつくられた“修行者(しゅぎょうじゃ)の参道”は昔からの修行者の道です。
 松尾芭蕉が立ち寄り「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ句をしたためた短冊を埋めて石の塚をたてたのが、“せみ塚”だそうです。ながい歳月の風雨が直立した岩をけずり阿弥陀如来(あみだにょらい)の姿をつくり出した“弥陀洞(みだほら)”で仏のお姿を見ることができる人には、幸福がおとずれるといわれています。
 石段をひたすら登って行くと嘉永元年(1848年)に再建された、けやき材の優美な“仁王門”に着きます。左右に安置された仁王尊像(におうそんぞう)は邪心をもつ人は登ってはいけないと睨みつけ、後方の閻魔王(えんまおう)がこの門を通る人たちの過去のおこないを記録するそうです。
 江戸時代までは十二の塔中(たっちゅう)支院がありましたが今は四つの山内(さんない)支院がその面影を残していて、“性相院(しょうそういん)”には慈覚大師が自ら彫った阿弥陀如来が本尊として安置されています。
 奥之院までの石段を一段一段登ることによって、煩悩が消滅され幸福になれるといわれています。正面右側の古いお堂が“奥之院ともいわれる如法堂(にょほうどう)”で、左側が“大仏殿(だいぶつでん)”です。


宝珠橋から宝珠山を望む
仁王門の閻魔王?

修行者の参道
仁王門天井の千社札

せみ塚

弥陀洞

仁王門

性相院

左・大仏殿 右・奥之院

 百丈岩の上には、写経が納められている“納経堂(のうきょうどう)”、立石寺(りっしゃくじ)を開いた慈覚大師のお堂である“開山堂(かいざんどう)”、宝珠山を守る五大明王が安置されている“五大堂”があります。
 展望台のある五大堂からは下界が一望でき、古民家など和風の建物が集まり和風料理店や甘味処等がある観光スポットの“風雅の国”方向にカメラを向けました。
 御朱印帳を持参しなければ頂けない奥之院(如法堂・大仏殿)の御朱印も頂き、去年生まれた(たつ年の)初孫の普賢菩薩本尊御守も買ってきました。      


納経堂

大パノラマ

根本中堂    大仏殿    如法堂 

普賢菩薩本尊御守



  


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